- データのデジタル化の進展とフィルムセッターの浸透で、国内においてもCTP化の素地はできている。
- CTPも機種の多様化で、普及価格帯のものが揃ってきている。仕事量があまり多くなくてもコストメリットが出やすくなってきた。
- CTP化が進み、クライアントにとって当たり前になる時代が目前。CTP化が一般化の流れへ。
- 印刷基準化や高品位印刷での差別化においては、CTP化が重要。
- CTP導入において品質要求度合いは2極分化、生産性の要求度合いも状況による。
→ニーズに応じたCTPラインアップが望まれる。
CTP化の効果
- 刷版制作(出力)が省力化され、全色印刷機導入に伴う社内刷版数増加においても、作業人員は増加せずに対応。
- CTPにより高い品質の刷版作成が簡単にできる。
- 刷版検討製が高く、4色印刷での準備時間の負担があまりかからない。
- CTP化に伴いカラーマッチングしたインクジェットプルーフを使用するようになり、色に関するやり直しの負担がまりない。
CTP導入におけるポイント
- RIP運用の経験はあった。
- 全色物において、ドットゲイン・モアレ発生時の刷変更などの対処方法、ノセといった事項があるが、RIP機能でじつげんしているものであり、RIP機能の理解を図ることで対応できるようになっている。
- 刷版が安定する事により、今後は色の基準化へとつながる。また、高品位印刷対応への道につながる。
CTP用RIPとCTPパッケージ商品
- プリント感覚でCTP出力が可能
- 両付け(オプション)でRIP後ページ差し替え可能
- CIP4(インキつぼ)への対応も可能
- 1bitIFF・アウトラインPDFのデータを受けての運用も可能
- 安定性に
T-9000の特徴
更なる生産性向上を求める最新のCTPニーズに応え、サーマルCTPにおける最高次元の高進化を達成。同時に、より多彩なプレートサイズへの対応を実現し一段と活用機能を拡げた、サーマルプレートセッターの代名詞。
- 露光レーザーを64チャンネルにマルチ化することで、最大「20刷/時」の高生産性を実現。刷版サイズも最小500×370mm〜最大1160×940mmと、各種プレートにより、よりキメ細かく対応できます。
- 定評のある「オートバランス機械」が回転ブレのない高速・安定輝光を約束。版サイズを変更してもつえんい最高の輝光明度が得られます。弊社の高画質サーマルプレート「LHシリーズ」と、設計段階からベストマッチングの性能を追及しています。
抜群の演算スピードを誇るマルチパーパスRIP。パワフル&シンプルな基本構造をベースに、「Extreme」や「PLUS」へと必要なモジュールを選択的に追加していくことができ、仕事内容や仕事量に応じた、より戦略的なワークフロー構築が可能。
- 最新Pentiumプロセッサに最適化されPostScript最新バージョンを採用。高速演算により圧倒的な高生産性を発揮します。
- PLUSオプションの機能が一段と充実。「CoTop両付けソフト/大貼りソフト」と組み合わせれば、「PS/PDF」と「1bitTIFF」へのワークフローをシームレスに統合できます。
- 「Illustrator9/10、Indesignの透過」「PDF/X-1aの入力」に対応しています。
- DTPアプリケーションで作成したグラデーションを大サイズで出力しても、バンティングの抑えられた滑らかな再現性が得られます。
- 「EPS-JPEG圧縮画像」がMac分版で処理でき、アプリケーション側の設定を有効に活かすことができます。
- 「CTP4PFFファイルの自動生成」「高機能は画面プレビュー」「グラフィックアイコンによるジョブチケット設定」などにより、操作性が一段とアップしています。